社員の声

加藤侑希(2018年入社)

ビルメンテナンス事業本部
技術管理部
獨協医科大学病院設備管理所

声を掛け合って助け合う、温かい職場

獨協医科大学病院は、複数の病棟と大学キャンパスそして栃木県内唯一のドクターヘリを擁する広大な施設です。
設備管理所のスタッフは36名。ここには、僕の出身校でもある宇都宮工業高校の卒業生が多数います。先輩から昔の話を聞くのも、後輩に今の様子を聞くのも楽しく、職場の「和気あいあい」感も高まります。
アットホームな雰囲気は、点検中に声を掛け合い、教え教わる関係性にもつながっています。入社したてのころ、機器の扱いがわからなかった僕に、先輩たちが「大丈夫?」と声をかけてくれたのは心強かったですね。僕のほうからも何でも質問し、機械の構造や作業手順をメモにとっては、ノウハウを吸収してきました。

自分と仲間、双方の経験を糧に成長してきた

その甲斐あって、今はたいていの場面で、自分で考えて判断できています。
これはとりもなおさず「経験が蓄積されたから」なのですが、その経験は自分のものだけでなく、「人の経験」も含まれています。
先日、ある機械で故障が起こったとき、以前に同じ経験をした先輩の話を思い出し、同様の手順ですぐに復旧できた、ということがありました。
日ごろからコミュニケーションを密にとり、情報共有していることが、こういうときに生かされるのだと実感しています。

病院という場で「安心」を提供する心構え

大学や病院という場所は、商業施設とはまた違った心構えが必要です。大学では、授業中に大きな音を出さないよう、作業のタイミングや場所を確認しなくてはなりません。
病院では、患者さんとお話しする機会が意外に多くあります。病室の空調機などが故障し、復旧の段取りを説明するときは「わかりやすさ」が第一。専門用語を使わずにゆっくり話し、皆さんの表情を見て、伝わっていない様子なら、たとえを用いてさらに簡単に。
伝われば、ひとまず安心していただけます。修理が終われば「ありがとう!」と言っていただけます。これは仕事をしていて、ひときわ嬉しい瞬間ですね。

変則的なシフトだからこそ「健康管理上手」になれた

感染予防にも万全を期します。患者さんの安全を守るため、消毒・手洗い・うがいは必須。そして、自分自身の健康を保つことも重要です。
泊り勤務があるので、生活リズムを整える工夫は不可欠です。泊り明けに帰宅したあとは、あえてそのまま起きておき、夜早めに寝るのがコツ。こうすれば昼夜逆転することもなく、疲れもとれます。
適度な運動も効果的なので、自宅周辺を4キロほどランニングする習慣をつけました。この仕事をしていると、健康管理も上手になるようです。仕事においても私生活においても、自分で考えて行動できるようになった今、アイデアややりたいことが、次々出てきています。最初の大変さを超えると、どんどんやりがいが増すのがこの仕事のいいところ。設備管理の分野を志す後輩たちにも、是非この過程を体験してほしいですね。

ある1日の流れ

DAYLY SCHEDULE

8:30

出勤後、作業予定表をチェック
担当者欄にある自分の名前を見て項目を確認
朝礼で、夜勤の担当者からの報告を受ける
その後、2人1組で点検業務を開始

11:30~

昼休憩

12:30~

引き続き点検と巡回
多忙な日は、作業予定表を見て時間に余裕のある仲間に応援を頼んだり、こちらが時間のある日は仲間の応援に向かったり、臨機応変に協力し合う

16:55

夕礼で、夜勤に入る担当者に連絡事項を伝達

17:00

退勤