内藤麻理子 | 社員の声 | 【大学生向け】 | 東武ビルマネジメント【採用サイト】

社員の声

内藤麻理子（2017年入社）

SC事業本部
SC事業部
草加ヴァリエ店舗事務所

テナント従業員のモチベーションアップに向けて

東武線草加駅直結の商業施設「草加ヴァリエ」の店舗事務所は７名体制。私は食品フロアの「VARIE１」を担当する４名の一員として、店舗の営業サポートを行っています。
営業サポートとは、従業員の皆さんの満足度向上と、販売促進を通し収益向上を図る仕事。テナントの収益は当社の賃料収入にもつながりますが、主軸はやはり、従業員の方々のモチベーションアップ。やりがいを持って快適に働いていただけるよう、サポートしています。

チラシ・ＨＰ・ＬＩＮＥを通して「行きたい！」につながる発信を

業務内容は多岐にわたります。デスクワークの傍ら、随時館内を巡回。店舗スタッフとコミュニケーションをとりつつ、売場環境が安全か、設備に不具合がないかなどをチェックします。
従業員の皆さんへの働きかけもさまざま。食品衛生や消防など安全・安心にかかわる側面からサポートするほか、営業力アップに向けては研修やロールプレイングコンテストを開催。優勝者はさらに大きな舞台、日本ショッピングセンター協会主催の「SC接客ロールプレイングコンテスト」に出場します。
販売促進ではチラシ発行のほか、ホームページやLINE配信に力を注いでいます。ショップやイベント情報をお客様に届ける際は、テキストや画像の見せ方を工夫。スタッフ間で参考事例を出し合い、意見を交わしつつ「来店したい」と思っていただける伝え方になるよう努めています。

「全体感」と「ストーリー」を大切に

仕事をする上で常時心がけていることは、二つあります。
ひとつは「全体感」。これは、2018年10月のリニューアルオープン時の反省を踏まえてのことです。二年目だった私は、開業準備期間中も個々のタスクをこなすのに精一杯で、全体を見ることができていませんでした。今は何事に関しても、期日までに必要なことを洗い出し、いつまでに何をするか、優先順位を決めて実行することを意識しています。
もうひとつは「ストーリー」。闇雲に売上アップを目指すのではなく、店長や従業員の方々と対話し、お店のコンセプトや思いを汲み取った上で、それに叶うサポートを思い描くようにしています。

コロナ禍の逆風下こそ、アイデアの出しどころ

それが結果に結び付いたのは、2020年11月29日、「いいにく」の日の販促活動です。
毎年この日はお肉屋さんの売上がよく、前年は金曜日も重なって非常に好業績。ところがこの年の29日は日曜日、しかもコロナ禍真っ只中。前年と同じ手法では厳しい状況でした。
そこで、予約商品の告知を館内ポスター・ＨＰ・ＬＩＮＥで展開したところ、まさかの前年売上を超える業績となりました。
課題に対して的確にアプローチし、クリアできると非常に嬉しいですね。数字上の達成感もさることながら、やはり商品を手に取るお客様の笑顔を見ると喜びもひとしお。店長の思いが届いた、と思って嬉しくなります。
現在就職活動中の皆さんは、「コロナ禍のなかで社会人になる」ことの大変さを感じておられるかもしれません。でもこういう状況だからこそ、アイデアの「出しどころ」はたくさんあります。それはきっと、やりがいにつながるはず。ぜひ前向きに、可能性を広げてほしいですね。