社員の声
小林 時朗(2018年入社)
ビルサポート事業本部
セキュリティ事業部
和光市駅
警備の仕事は、駅や鉄道にも活躍の場を広げている
東武東上線・和光市駅ホームでの立哨警備と乗降者誘導、つまり駅業務のサポートが、私の仕事です。和光市駅の乗降客数は一日約18万人。一回の勤務につき、担当する終着列車は150~200本にも上ります。
これは当社が、東武鉄道から委託を受けている事業です。東武ビルマネジメントは建物だけでなく、鉄道の仕事も行うのです。
もともと僕は旅行好きで、学生時代から鉄道にかかわる仕事を志していました。ですから会社説明会で「警備の仕事は建物にとどまらず、駅や列車にも活躍の場を広げつつある」と聞いたとき、とても魅力を感じました。駅関係の職種を志望して入社し、その願いが叶った形です。
多くの人が行き交う中で業務を行う緊張感
とはいえ、最初は大変でした。大勢の人の目にさらされながら仕事をするのは、非常に緊張感がありました。
それまで東武東上線を利用したことが全くなかったので、駅名や路線、駅周辺情報も一から勉強。また、当社の和光市駅待機所も開所直後で、6名の配属社員もみな「一年目」。年少だからといって先輩に頼りきりではダメだ、と思いつつ頑張って、徐々に慣れていきました。
いつ、何を聞かれても的確に対応できるように
今は、基本的業務ならばスムーズにこなせるようになっています。
改めて気づくのは、乗降するお客様と言葉をかわす機会は意外に少ない、ということです。それでも、気を抜くのは禁物。いつ声をかけられるかわからないからです。「○○駅にはどの電車が早いですか?」などの質問を受けたら、的確に答えられるようにしておくことが大事です。
当駅止まりの電車で眠っている方に声をかける仕事では、周囲との連携が欠かせません。中には体調の悪い方や、お酒を飲まれて寝過ごされている方もおられるので、必要に応じて速やかに応援を呼び、対応します。こうしたチームプレーには、同僚はもちろん、駅員の方々との信頼関係も不可欠。協調性が欠かせない職種だと、常々感じます。
先輩としての心得は、「相談されやすい人でいる」
この職場は、責任者の隊長が30代、私が23歳、あとの4人は20歳と、とても若い職場です。
後輩を育てる立場として心がけているのは、「相談されやすい人でいる」こと。普段から仕事以外のことも含め、色々話をして、親しい関係性を築くようにしています。相談や質問を受けるたび、「自分も同じことで悩んだな」と、入社したてのころを思い出します。
そのころの経験も踏まえ、彼らが失敗したときも頭ごなしに叱らないようにしています。事情をよく聞き、指摘するべき点は指摘し、「これからはこうしよう」と提案するような指導をしたいですね。
自分も学びつつ、人を育てていく。多忙な業務の中でも日々たゆまず、成長していきたいと思っています。
ある1日の流れ
DAYLY SCHEDULE
10:00~
出勤
前日勤務者との引継ぎ、当日の業務確認
12:00~13:00
休憩(昼食)
15:00~
報告・連絡事項を確認後、ホームで誘導業務
17:00~
ホームで誘導業務
通勤ラッシュの一番多忙な時間帯
19:00~20:00
休憩(夕食)
0:00
最終電車終着後ホームでの誘導業務終了、宿泊所にて当直
01:00~05:00
仮眠
05:00~
起床、始発前の準備、始発後ホームで誘導
10:00
退勤
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